スポンサーサイト

--.--.--.--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

10月13日(水)の国立駅周辺まちづくり会議交通検討部会について

2010.10.17.14:50

去る10月13日(水)18:30~ 国立市民総合体育館二階会議室にて、
国立駅周辺まちづくり会議 第一回交通検討部会が開催されました。
正式な議事要旨は、市のまちづくり推進課から発行され、公開されるものと思います。
なので、その中で重要と思われる内容や資料と、全体的な印象などについて、
記しておきたいと思います。

第一回交通部会次第

委員は以下の通りです。
交通部会名簿

当日は、くにたち・まちづくり∞自転車倶楽部、国立市商工会は欠席で、
北口町会からは二名出席されていました。

さて、市長の挨拶の後、門倉室長から委員の紹介や検討部会の役割についてなど説明がありました。
更に、司会進行を部会長の羽藤先生にバトンタッチして、
委員からの意見を、結果的に一通りヒアリングして、その都度、先生がコメントする形で進行したところで、
ほぼ時間が尽きてしまい、フロアから二名の方が発言され、
今後の進め方について若干説明があって、幕となりました。

ロンゲにGパンといういでたちの羽藤先生は、東大の先生という雰囲気ではなく、
若く気さくでありながら、知識・経験とも豊富そうで、話も面白かったです。
もしかしたら、委員の中で一番若いのではないかと思われました。
銀星交通の方も、お若いように見受けられましたが。

交通検討部会は何をやるのかということについて、
まちづくり会議の中の体制やスケジュールについて、市のホームページにもある図で概要が説明された上で、国立駅周辺まちづくり基本計画の中の交通検討部会で取り上げる内容について整理した資料が示されました。
更に、交通検討部会の役割と検討内容の案(資料4)が簡単に説明されました。

この方針に関しては、羽藤先生から会議の全般に渡って、言及されていたように思いますが、
一言で言うと、歩行者や自転車という「遅い交通」のネットワークを重視して、
これをどうするかを優先的に検討したいということと受け止めました。

つまり、これまでは交通というと、自動車をどう通すかということばかり考えてきたが、
発想の転換を図って、まず、「遅い交通」である歩行者と自転車から考えようということです。
歩行者中心の回遊性のあるまちづくりという、基本計画の趣旨に沿った方針です。
しかし、自動車をどうするんだということから考えないということは、
かなり大胆な方針でとも考えられます。

この交通検討部会の方針は、資料で説明されましたが、分かりにくかったです。
この部会での検討の対象は、大別すると、
①歩行者や自転車などの「遅い交通」のネットワーク
②駅周辺を含めて交通コントロール
③駅前広場に導入する交通機能
の3つです。
この①、②を部会で議論して、③は、作業班という事務局・コンサルを中心とする専門家で準備するということのようです。
この③が、自動車の交通動線やバス・タクシーに関しての議論をする部分のように受け取れます。
今回の検討部会の短い時間では、この進め方について十分な議論が出来なかったので、
次回(第二回)は、まち歩きツアーを中心としたものになりますが、
突っ込んだ確認が必要に思います。
交通部会役割
交通検討部会の検討内容

さて、これらを受けて、委員の皆さんが、一人ひとことレベルの発言がありました。
この通りの言葉ではなかったところも多数と思いますが、趣旨としては大体合っていると思います。

国立は、都市計画に基づいた大学町として理想的なまちづくりがされてきた。
大学町として作られた部分に対して、車が入ってきにくい作りになっていて、
道路も3間と狭く一方通行が殆どであるため、通過車両が少ない住宅地となっている。
この大学町に対して、3・4・10号線を中央線のガードから旭通まで延長すると、
旭通と鋭角的に交わるため、ストレスが出る。
また、駅前のロータリーは、珍しい信号のない交差点となっており、
ロータリーの機能を失うのは、当時、自動車の交通が一般的になり始めの時期の先見性のある文化遺産を失うことにもなり、放射状道路が変形三叉路となっているので、トラブルが多発する恐れがある。

基本計画の写真にあるように、当初は、国立駅前広場は、広場としての機能を有していた。
駅舎とセットで、国立大学町の売り出しということも意識した庭であったのであり、
単なるロータリーとして作られたのではないと思われる。
国立の街路の特徴として、東西に長い矩形となっているが、かなり長いため、
回遊性が生まれにくい構造となっているが、3・4・10が旭通まで延長されれば、
ちょうどよい街区のサイズとなって、駅周辺の歩行空間ができる。
それにより、人(歩行者)を中心としたまちづくりができるのではないか。
国立大学町の部分は確かに通過交通が入りにくい設計だが、
それが出来上がったのは、富士見台地区を区画整理したときに、
大学通りの延長が谷保天前に抜けていたのを、谷保駅のロータリーに接続して、
大学通りからは、クランクしないと甲州街道に抜けられないようになってから。

旭通は自転車が危ない。バスとしては肝を潰すようなことが多々ある。
できるだけ動線を分けて欲しい。
タクシーとしても、ロータリー部分では動線が錯綜していることが問題であり、
一般車も含めて車を付けるところがない。
仕方なく、ロータリーの内部に車を止めて、人が横断することになる。
高齢者などのことも考えると、できるだけ歩かないで、タクシーに乗れるようにして欲しい。
自転車のマナーが悪い。

駅に通過交通が集中すると危ない。自転車事故のワースト5に入っている。
連続立体交差ができると国分寺方面へ抜ける車が増えるのではないか。

町全体として、自転車にどう走ってもらうか、考える必要がある。

駅のそばは、歩行者・自転車が優先という考え方が近年の方向。
歩いて暮らせるまちづくりが重要であり、駅は顔となるので、
通過交通のことだけ考えているべきではない。
道路が公共の場として重要であり、安全だけでなく、景観も考えて緑化も大切。

車が一日2万台だからという考え方は古い動脈型の考え方であり、
これからは、毛細管を流れ血液を行渡らせる静脈型の交通の考え方が、
コミュニティを育てる意味で重要で、遅い交通をどう浸透させるのかが課題。

2003年から商店会で考えている
ロータリーがあるから放射状道路がうまく行っている。
デッキで人を上げて、バスタクシーは線路下に持っていくことも考えた。
3・4・10が出来て、旭通が渋滞して、商業活動に支障が出ることも考えられる。
東西方向の道を拡幅する、一橋北側の道を拡幅する案もあるが、
現状の道のままでは、計画の推進は無理。
旭通は、都道であり、都市計画道路として広げる計画があるので、歩道を広げ植栽を入れたい。

北口は、そろそろ50周年。30周年のときにはそうではなかったが、ここ20年でマンションの街となった。
すぐに国分寺市なので、一緒に考える必要がある。
北口はロータリー以前の問題。三角屋根もなく顔としてどうするのか課題がある。
南北に格差があり、これから何か特徴を作ってまちづくりしたい。
バス停が狭く、子供の送り迎えが大変。バス3台で一杯になる。
ターミナルを三浦屋の駐車場の場所に持っていくなど国分寺市と相談したことがあるのか。

まちづくり会議として、国分寺市にも連携を申し入れている。
東京都は、次回からオブザーバーとして参加する予定。

安心安全なまちづくり、しょうがい者にやさしいまちづくりということで、
文教地区として、コミュニティを作って行くなら、駅周辺には、多様な人が集まってくる。
そこで折り合いをつけるために、エリアを区切ってハッキリと濃く、人(歩行者)優先であることを方針を打ち出す必要があるのではないか。
ヨーロッパではそのようなまちづくりが結構行なわれている。
イギリスやアイルランドを旅行すると、ロータリーのようなラウンド・アバウトがある。
信号がなくて、みんなよく周りを見てスピードを落としてそこに入り、
注意深く抜ける。
アイルランドで運転したときには、現地の友人に指南してもらって、なんとかなった。
アイルランドは、マナーがいい。コミュニティの安全ということを考えているので、
まちなかに入るとスピードを落とす。
だから、国立も歩行者優先ということで、車に泣いてもらうしかないだろう。
国立は、通り抜けるのが大変だから、車の人は避けるぐらいでいい。

国立ルールを明確にするというのもいいアイデアですね。
ゾーン30という形で、30km/h以下に速度制限して、コミュニティの再生を図るとか、
ロードプライシングと言って、ある領域内に入る車に課金することもある。
極端な例としては、ボローニャがある。

東京都の道路計画は、車が増えている時代のもの。
時代をみて考え直すべきとき。
六本木で虫を増やそうと木を増やしたが、その場に元々あった木でないと、
虫は増えなかった。
だから、土地と歴史を考えて計画すべき。

ヨーロッパでは自転車道と緑道がセットになったコリドー(回廊)ができていて、
生物多様性にも配慮している。
例えば、2050年の東京を想定して、遅い交通の整理を選択すべきときではないか。

毎回、要望や希望を述べても、それに対する事務局からの応答があってしかるべきものも、
応答がなく言いっ放しになっているので、応答をお願いする。

今回は、自転車に乗る人の視点や子供の視点などが、出ていない。
ロータリーに自転車で入っていくのは難しく、歩道を走ることになり、今度は歩行者と交錯して危険・・・。
だから、多様な意見を集約するために、もっと広報して人を集める努力が必要。

シンポジウムを11月28日(日)午後、芸術小ホールにて開催予定

第二回 交通検討部会は、まち歩きツアーを11月13日(土)または14日(日)で開催予定。
歩いた後に、商協ホール?で、まとめを実施。
詳細は、以下の資料の通り。
まち歩きツアー計画

特に説明はありませんでしたが、参考資料3として、「サイクルツアーの開催に向けて」という資料も上げておきます。
サイクルツアー開催に向けて

ラウンド・アバウトとロータリー交差点は、類似していますが、日本では交通法規の関係上、ラウンドアバウトの利点が生かしきれないようです。
その違いは、中心の「島」の周りを「既走車両を優先し周回する」点で、従来のロータリー交差点では、進入する車に優先通行権があるとのことです。そのため、欠点として還流する交通が停滞して交通容量が小さいということがあるようです。
更に詳しくは、リンクしてあるロータリー交差点のwikipediaを見て下さい。

全体として、時間が1時間半と短く、消化不良気味でした。
どなたか、佇むという言葉をつかっていましたが、
歩くだけでなく、佇んでいられるまちというのは、いいですね。

個別の利害に関する話ではなくて、全体としてどういうまちづくりをすべきなのか、
そのために、交通の面ではどういう配慮をすべきなのか、という観点からの議論がもっとできたらよかったと思います。
スポンサーサイト

comment

Secret

FC2カウンター
プロフィール

市民会議パプリカ

Author:市民会議パプリカ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。