スポンサーサイト

--.--.--.--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

11月14日(日)国立駅周辺まちづくり会議 第2回交通検討部会

2010.10.31.00:14

■国立駅周辺まちづくり会議 第2回交通検討部会
 今日、市役所から、第2回の交通検討部会の開催が正式に通知されましたので、
 広報します。

1.日時  :平成22年11月14日(日)午後1時から5時まで(予定)
2.会場  :国立商協ビル2階 さくらホール(大ホール)
       (国立市東1-4-6)
3.検討内容:・「まち歩き」ツアー
          ・意見交換
           ・その他


この第2回目の交通検討部会は、実際に国立駅周辺のまちを歩いてみて、気付きを得て、
それをマップにまとめてみようという趣旨です。
普段歩きなれている街でも、こういう機会を設けて、改めてそういう目で街を歩いてみると、
これまで気付かなかったようなことにも気付くこともあるものです。
やはり視点が大切です。
自分の使っているルートや時間帯で起きていることとは違ったことが、
感じられることもあるでしょう。
また、南口の人は、北口のことを知らず、北口の人は南口のことを知らなかったりするので、
交流という意味もありますね。

最近やっているテレビ番組で「ブラタモリ」というのがあるらしいのですが、
今日の毎日新聞に載っていました。
これは、タモリが東京の界隈をブラブラ歩いて、まちのひょんなところに、
暗渠になった川の跡だとか、曰く因縁の過去の深層を探っていくというような番組のようです。
タモリ倶楽部の東京トワイライトゾーン的なのりかという気もします。
そのりで言えば、路上観察学会トマソンを思い出します。
もちろん、トマソン発見のためのまち歩きでもないし、路上観察的な視点は必要かもしれませんが、
ちょっと趣味的に過ぎるかもしれません。

でも、やっぱり、そういう余裕も欲しいです。
まちづくりを、眉間にしわ寄せて議論するというだけではおもしろい発想は出てきませんから。

トマソンと言えば、あの六本木ヒルズになる前にあった、※トマソン煙突(無用煙突?)の写真を思い出します。
トマソン的なものというのは、一種のまち中の遺跡のようなものであるけれども、
完全に死んでいるものではなくて、生きているところが面白いところで、
そこには、開発の歴史とかそこに潜む怨念のようなものが感じられるわけです。
そういう意味では、あの国立駅南口駅前広場の円形公園に残されている、
国旗掲揚塔だとか、防火用水だとか、まさにトマソン的な雰囲気を醸し出していますね。
是非とも、今度のまち歩きで、あそこに渡って、現況を確認してみたいと主張してみようと思います。

そういう雰囲気で言うと、やはり、国立駅東のガード付近です。
あそこは工事中ですが、曳き屋をした「うなちゃん」とか、「まっちゃん」という古いお店があって、
雰囲気があります。
あのガードは、11月7日にはその上の線路を電車が通らなくなるので、
ある意味、「純粋ガード」の状態になるわけです。
それから、あのガードの南西側を人だけが通れる細い裏道。
あの道は、ホームの南側に13階?建てのマンションができるまでは、交番の横まで通じていたんですが、
マンション横に出るようになっています。
そこも、以前はいい雰囲気だったんです。

それから、今回のまち歩きツアーの範囲には入っていないのですが、
北口の鉄道総合技術研究所へ昔はつながっていた引き込み線のところが、
引き込み線の踏み切りに枕木で作ったような黒い木の柵があったりして
なかなか雰囲気がよかったです。
そういうところをよく見て歩くと、トマソンだとか路上観察の対象になるものが見つかる気がします。

路上観察学会といえば、藤森照信先生も、実は、国立駅周辺のまちづくりに関与していたんですね。
この平成12年の「国立駅周辺プラン報告書」に藤森先生の名前が出てきます。

だから、何なのかと問われても困るのですが、
結局のところ同じ話で、無用の用というか、遊びというか、そういうものが必要だってことです。
有用なもの、便利なものだけで埋め尽くされてしまうと、窒息してしまうのであって、
藤森先生のタンポポハウスなんていうのは、
エコっていう最近の話に乗っているようで、実はそうでもないというところで、
よく分からないものではあるけれども、
余裕が感じられるものではあります。
そして、私にとって、国立駅南口のいいところは、とにかく駅の改札を出るとほっとするところです。

だから、交通という機能だけを視点にして、このまち歩きをしてはつまらないなと思います。
もっと広く、まちづくりのための交通の視点であって、でもやっぱりやりたいことはまちづくりなんだから、
これは、活かせるとか、活かすべきまちの姿を見つけることも大切ではないかと思います。

※トマソン:不動産に付属・保存されている無用の長物。創作意図の存在しない、視る側による芸術作品。


(関)
スポンサーサイト

まだ、アイデア募集間に合います(10月31日までです!!)

2010.10.23.00:49

本日(10月22日)、19時~21時に、国立公民館にてパプリカの打ち合わせがありました。
“夢のくにたち広場”アイデア大募集の最終締め切りは、10月31日(日)ということを確認して、
できるだけ沢山集めようと確認致しました。
まだ、アイデアやイメージをお持ちで、応募されていない方は、
まだ間に合いますので、是非とも応募して下さい。
アイデア募集のチラシ内容は、ここにあります。
但し、締め切りは10月15日と書かれています。

現状の応募要項は、以下の通りです。
応募要項20101031_a
奮って、ご応募の程、よろしくお願い致します。
賞に選ばれれば、副賞もあります。

■次回、パプリカ打ち合わせは、10月30日(土)午前10時~ 国立福祉会館和室です。

■次々回、パプリカ打ち合わせは、11月7日(日)午後1時からの市民祭りでの活動後です。
 市民祭りの際の集合場所は、西友裏です。

■第二回国立駅周辺まちづくり会議
 11月17日(水)17時~19時 第二回国立駅周辺まちづくり会議 国立市役所二階 第1・2会議室

第一回国立駅周辺まちづくり会議 第一回交通検討部会資料
 市役所のホームページに、第一回交通検討部会の資料がアップロードされていますので、
 御用とお急ぎでない方は、見て下さい。 

10月13日(水)の国立駅周辺まちづくり会議交通検討部会について

2010.10.17.14:50

去る10月13日(水)18:30~ 国立市民総合体育館二階会議室にて、
国立駅周辺まちづくり会議 第一回交通検討部会が開催されました。
正式な議事要旨は、市のまちづくり推進課から発行され、公開されるものと思います。
なので、その中で重要と思われる内容や資料と、全体的な印象などについて、
記しておきたいと思います。

第一回交通部会次第

委員は以下の通りです。
交通部会名簿

当日は、くにたち・まちづくり∞自転車倶楽部、国立市商工会は欠席で、
北口町会からは二名出席されていました。

さて、市長の挨拶の後、門倉室長から委員の紹介や検討部会の役割についてなど説明がありました。
更に、司会進行を部会長の羽藤先生にバトンタッチして、
委員からの意見を、結果的に一通りヒアリングして、その都度、先生がコメントする形で進行したところで、
ほぼ時間が尽きてしまい、フロアから二名の方が発言され、
今後の進め方について若干説明があって、幕となりました。

ロンゲにGパンといういでたちの羽藤先生は、東大の先生という雰囲気ではなく、
若く気さくでありながら、知識・経験とも豊富そうで、話も面白かったです。
もしかしたら、委員の中で一番若いのではないかと思われました。
銀星交通の方も、お若いように見受けられましたが。

交通検討部会は何をやるのかということについて、
まちづくり会議の中の体制やスケジュールについて、市のホームページにもある図で概要が説明された上で、国立駅周辺まちづくり基本計画の中の交通検討部会で取り上げる内容について整理した資料が示されました。
更に、交通検討部会の役割と検討内容の案(資料4)が簡単に説明されました。

この方針に関しては、羽藤先生から会議の全般に渡って、言及されていたように思いますが、
一言で言うと、歩行者や自転車という「遅い交通」のネットワークを重視して、
これをどうするかを優先的に検討したいということと受け止めました。

つまり、これまでは交通というと、自動車をどう通すかということばかり考えてきたが、
発想の転換を図って、まず、「遅い交通」である歩行者と自転車から考えようということです。
歩行者中心の回遊性のあるまちづくりという、基本計画の趣旨に沿った方針です。
しかし、自動車をどうするんだということから考えないということは、
かなり大胆な方針でとも考えられます。

この交通検討部会の方針は、資料で説明されましたが、分かりにくかったです。
この部会での検討の対象は、大別すると、
①歩行者や自転車などの「遅い交通」のネットワーク
②駅周辺を含めて交通コントロール
③駅前広場に導入する交通機能
の3つです。
この①、②を部会で議論して、③は、作業班という事務局・コンサルを中心とする専門家で準備するということのようです。
この③が、自動車の交通動線やバス・タクシーに関しての議論をする部分のように受け取れます。
今回の検討部会の短い時間では、この進め方について十分な議論が出来なかったので、
次回(第二回)は、まち歩きツアーを中心としたものになりますが、
突っ込んだ確認が必要に思います。
交通部会役割
交通検討部会の検討内容

さて、これらを受けて、委員の皆さんが、一人ひとことレベルの発言がありました。
この通りの言葉ではなかったところも多数と思いますが、趣旨としては大体合っていると思います。

国立は、都市計画に基づいた大学町として理想的なまちづくりがされてきた。
大学町として作られた部分に対して、車が入ってきにくい作りになっていて、
道路も3間と狭く一方通行が殆どであるため、通過車両が少ない住宅地となっている。
この大学町に対して、3・4・10号線を中央線のガードから旭通まで延長すると、
旭通と鋭角的に交わるため、ストレスが出る。
また、駅前のロータリーは、珍しい信号のない交差点となっており、
ロータリーの機能を失うのは、当時、自動車の交通が一般的になり始めの時期の先見性のある文化遺産を失うことにもなり、放射状道路が変形三叉路となっているので、トラブルが多発する恐れがある。

基本計画の写真にあるように、当初は、国立駅前広場は、広場としての機能を有していた。
駅舎とセットで、国立大学町の売り出しということも意識した庭であったのであり、
単なるロータリーとして作られたのではないと思われる。
国立の街路の特徴として、東西に長い矩形となっているが、かなり長いため、
回遊性が生まれにくい構造となっているが、3・4・10が旭通まで延長されれば、
ちょうどよい街区のサイズとなって、駅周辺の歩行空間ができる。
それにより、人(歩行者)を中心としたまちづくりができるのではないか。
国立大学町の部分は確かに通過交通が入りにくい設計だが、
それが出来上がったのは、富士見台地区を区画整理したときに、
大学通りの延長が谷保天前に抜けていたのを、谷保駅のロータリーに接続して、
大学通りからは、クランクしないと甲州街道に抜けられないようになってから。

旭通は自転車が危ない。バスとしては肝を潰すようなことが多々ある。
できるだけ動線を分けて欲しい。
タクシーとしても、ロータリー部分では動線が錯綜していることが問題であり、
一般車も含めて車を付けるところがない。
仕方なく、ロータリーの内部に車を止めて、人が横断することになる。
高齢者などのことも考えると、できるだけ歩かないで、タクシーに乗れるようにして欲しい。
自転車のマナーが悪い。

駅に通過交通が集中すると危ない。自転車事故のワースト5に入っている。
連続立体交差ができると国分寺方面へ抜ける車が増えるのではないか。

町全体として、自転車にどう走ってもらうか、考える必要がある。

駅のそばは、歩行者・自転車が優先という考え方が近年の方向。
歩いて暮らせるまちづくりが重要であり、駅は顔となるので、
通過交通のことだけ考えているべきではない。
道路が公共の場として重要であり、安全だけでなく、景観も考えて緑化も大切。

車が一日2万台だからという考え方は古い動脈型の考え方であり、
これからは、毛細管を流れ血液を行渡らせる静脈型の交通の考え方が、
コミュニティを育てる意味で重要で、遅い交通をどう浸透させるのかが課題。

2003年から商店会で考えている
ロータリーがあるから放射状道路がうまく行っている。
デッキで人を上げて、バスタクシーは線路下に持っていくことも考えた。
3・4・10が出来て、旭通が渋滞して、商業活動に支障が出ることも考えられる。
東西方向の道を拡幅する、一橋北側の道を拡幅する案もあるが、
現状の道のままでは、計画の推進は無理。
旭通は、都道であり、都市計画道路として広げる計画があるので、歩道を広げ植栽を入れたい。

北口は、そろそろ50周年。30周年のときにはそうではなかったが、ここ20年でマンションの街となった。
すぐに国分寺市なので、一緒に考える必要がある。
北口はロータリー以前の問題。三角屋根もなく顔としてどうするのか課題がある。
南北に格差があり、これから何か特徴を作ってまちづくりしたい。
バス停が狭く、子供の送り迎えが大変。バス3台で一杯になる。
ターミナルを三浦屋の駐車場の場所に持っていくなど国分寺市と相談したことがあるのか。

まちづくり会議として、国分寺市にも連携を申し入れている。
東京都は、次回からオブザーバーとして参加する予定。

安心安全なまちづくり、しょうがい者にやさしいまちづくりということで、
文教地区として、コミュニティを作って行くなら、駅周辺には、多様な人が集まってくる。
そこで折り合いをつけるために、エリアを区切ってハッキリと濃く、人(歩行者)優先であることを方針を打ち出す必要があるのではないか。
ヨーロッパではそのようなまちづくりが結構行なわれている。
イギリスやアイルランドを旅行すると、ロータリーのようなラウンド・アバウトがある。
信号がなくて、みんなよく周りを見てスピードを落としてそこに入り、
注意深く抜ける。
アイルランドで運転したときには、現地の友人に指南してもらって、なんとかなった。
アイルランドは、マナーがいい。コミュニティの安全ということを考えているので、
まちなかに入るとスピードを落とす。
だから、国立も歩行者優先ということで、車に泣いてもらうしかないだろう。
国立は、通り抜けるのが大変だから、車の人は避けるぐらいでいい。

国立ルールを明確にするというのもいいアイデアですね。
ゾーン30という形で、30km/h以下に速度制限して、コミュニティの再生を図るとか、
ロードプライシングと言って、ある領域内に入る車に課金することもある。
極端な例としては、ボローニャがある。

東京都の道路計画は、車が増えている時代のもの。
時代をみて考え直すべきとき。
六本木で虫を増やそうと木を増やしたが、その場に元々あった木でないと、
虫は増えなかった。
だから、土地と歴史を考えて計画すべき。

ヨーロッパでは自転車道と緑道がセットになったコリドー(回廊)ができていて、
生物多様性にも配慮している。
例えば、2050年の東京を想定して、遅い交通の整理を選択すべきときではないか。

毎回、要望や希望を述べても、それに対する事務局からの応答があってしかるべきものも、
応答がなく言いっ放しになっているので、応答をお願いする。

今回は、自転車に乗る人の視点や子供の視点などが、出ていない。
ロータリーに自転車で入っていくのは難しく、歩道を走ることになり、今度は歩行者と交錯して危険・・・。
だから、多様な意見を集約するために、もっと広報して人を集める努力が必要。

シンポジウムを11月28日(日)午後、芸術小ホールにて開催予定

第二回 交通検討部会は、まち歩きツアーを11月13日(土)または14日(日)で開催予定。
歩いた後に、商協ホール?で、まとめを実施。
詳細は、以下の資料の通り。
まち歩きツアー計画

特に説明はありませんでしたが、参考資料3として、「サイクルツアーの開催に向けて」という資料も上げておきます。
サイクルツアー開催に向けて

ラウンド・アバウトとロータリー交差点は、類似していますが、日本では交通法規の関係上、ラウンドアバウトの利点が生かしきれないようです。
その違いは、中心の「島」の周りを「既走車両を優先し周回する」点で、従来のロータリー交差点では、進入する車に優先通行権があるとのことです。そのため、欠点として還流する交通が停滞して交通容量が小さいということがあるようです。
更に詳しくは、リンクしてあるロータリー交差点のwikipediaを見て下さい。

全体として、時間が1時間半と短く、消化不良気味でした。
どなたか、佇むという言葉をつかっていましたが、
歩くだけでなく、佇んでいられるまちというのは、いいですね。

個別の利害に関する話ではなくて、全体としてどういうまちづくりをすべきなのか、
そのために、交通の面ではどういう配慮をすべきなのか、という観点からの議論がもっとできたらよかったと思います。

アイデア募集の締め切りを10月31日(日)まで延長

2010.10.17.01:28

今日は、18時から国立公民館で、パプリカの打ち合わせがあり、
アイデアは続々と集まっていますが、
学校関係へのアイデア募集状況で、秋の運動会などの行事で取り組みができていないところがあり、
2週間ほど期日を延長して10月末まで、募集を続けることとしました。
もう締め切りになってしまったからと諦めていた人もいるかと思いますが、
まだ、間に合いますので、応募要項にありますように、

国立郵便局留「夢のくにたち広場アイデア大募集」パプリカ宛 に送って下さい。

また、詳しくは、以下の電話に問い合わせ頂ければ、郵送以外での受付についても、
相談に応じます。

●お問い合わせ ― パプリカ TEL.042-580-6017

引き続き、ご応募をお待ちしております。

■本日の打ち合わせ概要
11月27日(土)のアイデア募集の審査発表イベントについて詳細の詰めと役割分担
イベントチラシの原稿締め切りを10月30日に設定

市の国立駅周辺まちづくり会議のイベントである、
交通検討部会で予定している11月13日(土)または14日(日)の駅周辺のまち歩きや
11月28日(日)午後に芸術小ホールで予定しているシンポジウムについても、
チラシに掲載するなどの方針を確認

審査員については、4名まで内定して、最後にもう一名打診中

あと、金策についても相談しました。
貧乏な会なので、11月7日の市民祭りなどでカンパを募ることも考えてます。
お金が入るのは来年のことになりますが、助成金なども申請しようという話になり、
また、国立ゆかりのいろいろなところに賛助を求めて行こうということになりました。
よろしくお願いします。


■今後の打ち合わせ日程
次回は、10月22日(金)19時~ 国立公民館
次々回は、10月30日(土)または31日(日)10時~ 場所未定

くにたち郷土文化館「学園都市開発と幻の鉄道」展

2010.10.11.22:51

10月8日(金)より、くにたち郷土文化館にて
企画展「学園都市開発と幻の鉄道~激動の時代に生まれた国立大学町~」が始まりました。
開催日時は以下の通りです。
【日時】10月8日(金)~11月29日(月) 休館日:10月14日(木)・28日(木) 11月11日(木)・25日(木)
11月末までということですね。

早速ですが、見てきました。
地図好きや鉄道マニアの人はもちろん、地元の歴史に興味ある人は是非見ていただきたい展示です。
それだけでなく、国立に関心のある方はみんな見て欲しいです。
これまで、学園都市誕生の歴史については、幾つか企画展が、郷土文化館で開かれて、
図録も発行されてきましたが、今回は、学園都市開発に関するものも鉄道に関するものも、近隣や関連する開発も含めて、これまでにない図面や宣伝用のちらしなどが、多数展示されており、特に、大正末期から昭和初期にかけて計画された多数の国立に関連する幻の鉄道路線が図面で見られて、とても興味深かったです。
これらの鉄道が幻に終わったのは、昭和金融恐慌によるところが大であるようです。
例の、片岡蔵相の失言による東京渡辺銀行の取り付け騒ぎから始まった金融恐慌です。
wikipediaを読むと単純にそういうことでもなかったようですが・・・。
もちろんそれに続いて怒った世界恐慌(昭和恐慌)の影響もあったでしょう。
恐らくそうなんでしょう。
今回の展示で地元にかかわる人間として興味深かったのは、
この不況の影響で谷保の地主への地代の支払いが滞り、地主と開発会社である箱根土地との対立にとどまらず、
谷保地区と国立地区の決定的な対立へとつながって行ったというくだりです。
これは押えておくべき歴史ですね。

その幻の鉄道の中には、多数の谷保・国立近辺に計画されていたものがありました。
その一つが、ポスターにもなっている、京王電軌の府中-国立線で、
これは大学通りを通る予定だったのですね。

しかし、多数の計画がありながら、国立に関するもので出来たのは、南武線だけだったという結果です。
その南武線にも、西府から国分寺に至る支線が計画されていたのですが、これも幻に終わりました。

あんまり沢山紹介するのも何ですので、他にも色々な計画があったので、
皆様、是非、郷土文化館まで足を運んで、現地で展示を見て頂きたいです。

ポスターにもありますが、この企画展には、関連する講演が二つあります。
これにも大勢の参加者があるといいですね。

10月24日(日)14:00~16:00 くにたち郷土文化館 講堂
「東京商科大学と国立大学町」 田崎宣義一橋大学名誉教授 
11月7日(日)14:00~16:00  くにたち郷土文化館 講堂
「地図から見る多摩の鉄道史」 今尾恵介 日本地図センター客員研究員

これらの講演は、郷土文化館で電話( 042-576-0211 )で受付しているそうです。

もう少し、展示の感想です。
関東大震災の影響で、郊外の開発が始まって、恐慌の影響で、
多くの計画が頓挫したり、変更を余儀なくされ、
国立の南北問題にも影を落としているという歴史が伺えました。
しかし、この捉え方だけでは、一面的過ぎます。
当時の分譲チラシや投資勧誘のうたい文句に、土地への投資は必ず儲かる、
今や日本国は日の出の勢い(こういう文言ではなかったですが、意味としてはこうです)というのがありました。

当時開発された分譲地の多さや鉄道計画の多さを見るにつけ、
大正末~昭和初期の熱気が感じられます。
当時も、バブル期のような開発投資への熱気があっただろうし、
戦争に勝ち続けて、我が帝国の明日は明るいという希望と、
帝都建設という大規模開発に対する意欲とが横溢していたことを感じます。

恐慌や戦争の足音というような暗い側面だけで捉えては間違えるという気がしました。
しかし、そうすると、2.26事件の背景には、農村の疲弊があったという歴史と、
どう関係するのか。

会場には、大学町が本格的に住宅地として発展するのは、戦後になってからだというアナウンスが、
流れ続けていました。

(関)

まちづくりって?

2010.10.09.23:24

国立駅周辺まちづくりには、UDC(財団法人 都市づくりパブリックデザインセンター)が、
コンサルタントとして入っています。
8月の第一回まちづくり会議のときにも、議事要旨によればUDCの方が3名出席していました。

調べたらこのUDCがやっている、都市景観大賞美しいいまちなみ賞の平成18年度の優秀賞に、
国立市大学通り沿道地区が選ばれていました。
そういう縁があったのですね。
このときは、まだ、国立駅のあの赤い三角屋根の駅舎がありました。
受賞のときの写真には、駅舎が写っています。

そのUDCが、今回のまちづくり会議の事務局に入っていて、
学識の先生として、篠原修 政策学院大学教授や、東京大学の中井祐教授、羽藤英二准教授を引っ張って来たということのようです。
篠原先生、中井先生は、GSデザイン会議というのをやっていて、篠原先生が代表で、中井先生は幹事長です。
中井先生と羽藤先生は、同じ東大の工学系研究科社会基盤学専攻の先生ということです。

このGSデザイン会議とUDCの関係はよく分かりませんが、
ともかく、GSデザイン会議が、つまりは、篠原先生がこのグループの中心人物ということになると思います。
その篠原先生が、国立駅周辺まちづくり会議の会長を引き受けて下さったということになります。
だから安心ということはないのですが、国立駅周辺が、かつての輝きを取り戻すように?、
先生の力を借りつつ、すばらしいまちづくりを進めて行けるとよいと思います。

そこで、このGSデザイン会議なるものが何を考えているのかが大切ですね。
GSデザイン会議の出発点を表したと思われる本に、「グラウンドスケープ宣言」という本があります。
篠原先生と一緒にGSデザイン会議の代表を務める建築家で中井先生と同じ東大の土木(社会基盤学専攻)の内藤廣先生の監修です。
それで、私もこの本を読んでみました。
GSっていうのは、当然ですが、グループ・サウンズじゃなくて、
グラウンドスケープという造語の略だったんですね。
このグランドスケープじゃなくて、グランドスケープは、風景を意味する、ランドスケープと、
大地を意味するグラウンド(別にグランドでも日本語の意味としては同じでしょうが)とを合わせた言葉だと分かりました。
だから、何だかよく分からないですが、土木的な響きがあるんですね。
建築と土木とか、都市工学だとか、そういう垣根を越えて、昔の言葉だと学際的にということかもしれないけど、
ともかくトータル的なデザインをやって行こうと、非常に大雑把には理解しました。

例えば、土木にはデザインは要らないと理解されてきた歴史があって、
当然のことながら風景との調和というものがあるのであって、そこにはデザインが必要と考えるわけです。
ただ、これは当然昔はやっていたことで、借景というものが成り立つためには、
都市の設計にも庭園の設計にも、デザインはあったわけですね。
それが、近代科学技術の導入で、統合するものがなくなり、切れ切れになってしまったというのが、
実態だということになります。
何でも分解してアトムの方に持っていけば分かるという要素還元主義というやつですね。
だから、昔の方がよかった。
本の中で、中井先生が、宿毛の河戸堰の設計を自分でやっておいてなお、
昔の堰の方がよかったと述懐することになっています。
これを読むと、中井先生は本当に真面目な先生なんだなぁと思います。

普通、自分で設計すると内心は忸怩たる思いがあったとしても、
こうは書けないものです。

確かに、景観というのが一つのキーワードで、英語はランドスケープ(landscape)なのでしょう。
そうは言いたくなかった。
ランドって確かにかるっぽしいから、グラウンドと言ったほうが当然重くて、
大地に根ざした感じがする。
景観もちょっと軽い感じがしますね。
ともかく、そういう景観、風景という捉え方をすると、
それはよくも悪くも全体だから、要素還元的な考え方の欠点はすぐに見抜くことはできるでしょう。
ただ、それだけだと、これもよく言われる近代の視覚の優位というところからは逃れられない。
そこで、グラウンドです。
この言葉なら、そこに身を置くということが含まれるから、全てを包摂することができると考えた。
のでしょうか?

篠原先生もこの宣言に執筆して、若き人材への呼びかけを行なっています。
曰く、「先に情熱と持続力、それに加えて連帯への志向が条件であると述べた。職能は何でもよいと考える。」
「人のいうことを聞き、応じて自分のデザインを自在に変え、発展させる能力こそが求められているのだ。」
「心ある若者たちよ、我々の戦線に加わらんことを願う。」
と結ばれています。

となると、この職能集団たるGSデザイン会議とコラボレーション(協働)する市民も、
ほぼ同様のことが求められているのではないでしょうか。
職能の部分は、そこに住むという限りにおいてと考えてよいと思います。

最後に、この本にもちょっとだけ国立が顔を出します。
例のマンション問題の景観裁判です。
西村さんという都市計画家の方が、都市デザインの戦場の例として出しています。
結論としては、新しい公法ルールを作らなければならないという立場です。

突然のように、結論めいたことを書くならば、
まちづくりとは、共同生活の場を作ることだから、当然、連帯を志向しなければ、
話にならないし、
連帯を志向するには、つなぎとめる何かがなければならない。
それは、まず第一には、大地、ってところか。
これは駄洒落じゃあないですよ。

アイデア募集の締め切り迫る(取敢えず?10月15日です)

2010.10.09.23:00

私たち、パプリカで募集している“夢のくにたち広場”アイデア大募集の締め切り日が迫って参りました。
取敢えず、締め切りは、10月15日(土)です。
皆様、ふるって応募をお願い致します。

最近の会の動きです。

■10月1日(金)に第23回のパプリカの会合が国立公民館でありました。
アイデア募集の応募要綱の配布状況の確認と、
審査員の依頼状況の確認、
それから、11月27日(土)に行う、審査結果発表のイベントの概要を話ました。
11月のイベントは8月に行ったイベントの「テントdeひろば」を受けて、
「テントdeひろばⅡ」として大学通りのポケットパークなどで行う方針を確認しました。
「テントdeひろば」というのは、私たちは広場を大切に思っていて、
その(くにたち)広場ができたらというのを、実際にやったらどうかということで、
ただ、雨が降ったら困るので、テントが必要ってことかな。
天気がよければ、できるだけ大学通りを通る市民の多くの皆さんに、
作品を見てもらって、市民投票をして欲しいという思いで、
イベントを企画しています。

■10月6日(水)夜には、第24回のパプリカの会合を福祉会館で行いました。
締め切りが迫ってきて、かつ、11月のイベントも迫ってきているので、
焦って打ち合わせしているという感じですね。
まず、アイデア募集について、更に積極的に集める働きかけをやろうということになりました。
それから、11月のイベントに関して、進め方を決めました。
こんな感じです。
○当日のタイムスケジュール
 10:00〜14:00 投票
 14:00〜15:00 投票数カウント、審査
 15:30       審査結果の発表
 16:00       イベント終了
 17:30       片付け終了撤収
市民投票と審査発表がメインなので、演し物は、音楽中心にしようということになりました。

次回は、10月16日(土)18:00~ 公民館でやります。

その他の動き。

■国立駅周辺まちづくり会議の交通の検討部会が開かれます。

日時:平成22年10月13日(水) 午後6時30分から
会場:くにたち市民総合体育館2階 第1・2会議室

とのことです。
オープン(傍聴可能)なので、見に来て下さい。
ただ、誰が委員になるのか、どういう進め方がされるのか、
まだよく分かりません。
市役所のホームページにもまだ記載されていないので、
いろいろドタバタぎりぎりになってこの日程が決まったのかと思います。

■11月28日(日)国立駅周辺まちづくりシンポジウム
前回の8月26日のまちづくり会議で決まったことで、議事要旨にも載っていますが、
11月28日(日)13:30~国立駅周辺まちづくりシンポジウムを開催するとのことです。
市のまちづくり推進課が一所懸命準備しているところのようです。
どんなシンポジウムになるのか楽しみです。
会長になった篠原修先生が、シンポジウムとは本来、酒宴だから、第一部が終わったら、
そういう形でやりたいと仰っておりました。
さすが、話の分かる先生のようです。
ただ、古代ギリシア人は、寝そべって食事をしたそうなので、
そこまでは、しないと思いますが・・・。

■第二回国立駅周辺まちづくり会議
上記の議事要旨によれば、第二回の会議は、シンポジウムの前、
11月中旬の平日、午後から開催する予定のようです。
市のホームページでは、調整中になっています。

中央線 西国分寺~立川間の上り線が高架に
11月6日(土)~7日(日)にかけて工事が行なわれ、上り線も高架になるそうです。
(切換工事の概要)
予定日時  平成22年11月6日(土曜日)午後9時30分頃から11月7日(日曜日)午前6時30分頃
切換区間  西国分寺駅から立川駅間 上り線(約2.8キロメートル)
でも、これで高架化工事は全然終わりではないようです。
国立駅の場合は、まだ、もう一面のホーム、というか線路があり、
最終的に完成するのは平成25年度ということなので、
2014年3月でしょうか。
本当に時間のかかる工事です。

FC2カウンター
プロフィール

市民会議パプリカ

Author:市民会議パプリカ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
09 | 2010/10 | 11
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。